平塚漁港(須賀港)に近い地域にあるお寺です。
山号は、「海詠山」です。
宗派は、高野山真言宗です。
「新編相模国風土記稿」では、高野山真言宗の開祖・空海の滞在が伝えられています。
1185年頃には僧鎮海が草庵を建て、海詠庵と称して居住したそうです。
ただ、太平洋戦争の戦災で塔堂伽藍を焼失し、かつての面影はないと案内されています。
本堂や庫裏は、2008年(平成20年)から進められた「平成の大復興計画」で建立されたそうです。
2023年(令和5年)には、山門新築と四天王像の入仏がありました。
境内には戦災を免れた地蔵堂や石仏、石塔が残されています。
庚申塔は、県指定有形民俗文化財になっています。
「湘南ひらつか七福神めぐり」の1つとなっています。
寿老尊の像があります。
相模薬師霊場の11番となっています。
【海寶寺】
平塚市札場町15-42