馬入橋のふもとに建っている記念碑です。
1923年(大正12年)9月1日に発生した関東大震災では、馬入橋が倒壊しました。
交通が途絶したため、地元の人達によって渡舟が運行されたものの、豪雨等でしばしば中断していました。
9月17日、豊橋の陸軍第15師団所属工兵大隊と、京都の第16師団所属工兵大隊が急遽派遣され、架橋工事が行われました。
橋の全長450メートルの内、平塚側の300メートルを第16師団が、茅ヶ崎側を第15師団が担当し、10月3日に完成したと案内されています。
記念碑は、第16師団所属工兵大隊を称えたものです。
碑文の最後に「工兵第十六大隊長」とありますが、地元の有志によって建てられたそうです。
【陸軍架橋記念碑】
平塚市馬入本町