平塚の中心市街地の商店会にあるオブジェです。
位置は、旧長崎屋平塚店の前を西進する通りです。
100~150メートルほどの長さです。
平塚で最も有名なオブジェの一つだと思います。
目にはするものの、それが何であるか分からず、空気のような存在になっています。
ずばり、これです。
配電盤の上に載っています。
これを見ただけでは、何であるのかよく分かりません。
自分は、戦災の遺物であると、ずっと思っていました。
探してみると、小さなプレートに説明がありました。
作者は、内田和孝という方です。
作品名は、「地球の丸み」です。
彫刻家としては著名な方のようで、さいたま新都心のパブリックアートなどにも同名の作品があるようです。
設置年月は、1990年4月と記されています。
バブル景気の最中という、正にターゲットとなるような時代です。
このオブジェは、全部で9つあります。
気に入ったものは、見つかったでしょうか?
「地球の丸み」という名前ですが、角張ったものも含まれるのがアートっぽく、バラエティーに富んでいます。
余談ですが、この配電盤、歩道の上にでんと設置され、歩道を大きく占拠しています。
特に一番最後のものは、木との間が狭く、凄く利用されにくいスポットとなっています。
この通りには、もう一つ名物?があります。
平塚紅谷郵便局が以前にあった建物の前に設置されている大きな石です。
これが何なのかご存じでしたら、情報をご提供願います。
【地球の丸み】
平塚市紅谷町 紅谷Beロード