平塚宿が存在した地域にあるお寺です。
山号は「永海山」、院号は「妙音院」です。
宗派は、時宗です。
時宗を開いた一遍上人が遊行の際、平塚に立ち寄ったということです。
魔物の噂から平塚の海に行ったところ観音菩薩を見つけ、教善寺に安置したそうです。
一遍上人は暫くこの地に庵住したため、門前に「開祖一遍留錫霊跡」の碑が立てられています。
「眼病平癒」のご利益があると伝えられている観音菩薩ですが、1976年(昭和51年)の本堂火災の時に焼けてしまいました。
その後、修復され、焼け残った台座の上に立っていると紹介されています。
境内には様々ものがあります。
日限地蔵です。
日を限って日々願いごとをし、お参りすると、満願の日に願いが成就するそうです。
一遍上人像です。
神奈川県警で初めて殉職した祝井巡査の墓です。
永代供養墓の「一遍と倶に」です。
休憩できるようなスペースが幾つか用意されています。
大賀蓮や百日紅、河津桜など、植物の紹介が多いのも特徴的です。
相模新西国三十三観音霊場の第13番となっています。
【教善寺】
平塚市平塚3-13-18
Facebook:https://www.facebook.com/kyouzenji/