平塚の中心市街地における通行量の考察です。
「中心市街地・商業の危機的状況」で、「平塚の中心市街地は立地の魅力が乏しいため、チェーン店が減っているのではないか?」と記してから、このことが気になっていました。
そこで、中心市街地の通行量がどの程度であるのか、資料を探してみました。
見つかったのは、「平成19年度商業アンケート調査(中心商店街通行量調査)」というデータで、平塚市のHPにありました。
平成19年度とやや古いものの、探していたようなデータです。
そこで、この情報を使って、幾つか検討してみたいと考えました。
調査日時は、平日が平成19年12月14日(金)の10~19時です。
休日は、同年12月16日(日)の10~19時です。
調査場所は、平塚駅周辺の42箇所です。
画像は、調査のHPから拝借しています。
調査は、各地点を通過する高校生以上の歩行者を、時間帯別に観測したものです。
歩行者には、自転車と押している二輪車も含まれます。
方向別や男女別に細かく分類されているようですが、今回は合計値のみ参照しています。
結果は、次のようになります。
調査のHPには十分なデータが記されていなかったので、別途取得してきました。
(平日)
(休日)
この人数の単位をどう判断してよいかが分からず、暫く悩みました。
結論としては、「対象調査日の合計人数」であると判断し、利用することにしました。
つまり、それぞれの日・調査場所の合計人数です。
これは、同様の調査であった「藤沢市の商店街活性化調査」を参考に、判断しています。
正直なところ、調査年度により数値の変動が大きいところがあり、あまりあてにならないところもあるかと思います。
しかし、大まかな傾向は掴めるのではないかと期待しています。