平塚にある野外彫刻です。
湘南ひらつか野外彫刻展に出展された彫刻の一つです。
平塚市中央図書館や平塚市博物館のある文化公園に設置されています。
作者は、三梨伸です。
優秀賞を得た作品です。
高さは3メートル以上あり、ずっしりと重厚感を感じる作品です。
しかし、その作品の性質によるものか、圧迫感のようなものは与えていません。
陶土でできた焼物が、積み重ねられてできています。
どの作品もそうですが、制作過程を想像すると、気が遠くなりそうです。
反対側から見た姿は、ほぼ同じです。
風景にとけ込む姿は、好感が持てます。
彫刻展の実行委員長のコメントとしては、「同型の多数のセラミックの部分を集積して大ぶりな形態を形成しているが、重厚な存在感のうちに植物的なイメージを封じ込めている」とありました。
【森の住人】
平塚市浅間町12-41 文化公園内