市民センターの中庭に設置されている歌碑です。
1480年、「平安紀行」の著者が、この地にやって来た時の話です。
この地で没した人を思い出して尋ねたところ、誰一人として知る人がいなかったそうです。
その気持ちを、「哀れてふ たが世のしるし 朽ちはてて かたみもみえぬ 平塚の里」という歌で表したと説明されています。
1957年に、東京都から石垣を贈られ、歌碑を建立したそうです。
隣には小さな水槽があり、金魚が泳いでいました。
こちらも東京都から贈られた井戸枠から作られたものと思われます。
平塚の和菓子店では、この話を元にした「平塚の里」という菓子を作っています。
【平塚の里歌碑】
平塚市見附町15 平塚市民センター中庭
平塚市観光協会:http://www.hiratsuka-kankou.com/shiseki/05other/hiratsukanosato.html