平塚にある野外彫刻です。
湘南ひらつか野外彫刻展に出展された彫刻の一つです。
平塚市総合公園のレストハウス、「レストラン大原」の前に設置されています。
作者は、信ヶ原良和です。
優秀賞を得た作品です。
円盤のようなものが、石の上に載っています。
角度によっては、一層ダイナミックに見えます。
反対側から見た姿です。
光線の関係もありますが、長年の掲出により、変色も見られるのかと思われます。
彫刻展の実行委員長のコメントとして、「鉄板を結晶体を思わせる扁平な形象に溶接し、自然石の上にボール・ベアリングで接続し、風によって遊動するキネティック・アートである」とあります。
円盤のような物体は、鉄板を繋ぎ合わせて作られているようです。
見た目よりは、ずっと軽いのではないかと思われます。
「風によって遊動する」という点は、注目されるポイントです。
風の強い日にどのような動きを見せるのか、機会があればぜひ見てみたいです。
【宙Ⅱ-海風】
平塚市大原1-1 平塚市総合公園内