「新宿中村屋」ではありません。
平塚にある地場の「中村屋」です。
とはいえ、関係がない訳ではなく、新宿中村屋から暖簾分けで創業したそうです。
区別のため、「平塚中村屋」と呼ばれていることもあります。
中心街の外れの方にあります。
七夕まつりの時にイベントが行われるエリアの端の方です。
建物の外観は、年季が入って古めかしいです。
店内に入ると、何とも言えない風格を感じました。
勝手な想像ですが、最盛期は凄く賑わっていたのではないかと思われました。
購入したのは、「大番」(160円)、「月餅」(200円)、「生きんつば」(140円)、「くずまんじゅう」(130円)です。
「大番」が、平塚市観光協会の推奨銘菓です。
どら焼きですが、昭和の作家・獅子文六が愛好しており、その作品「大番」の名前をもらったということです。
「大番」は、ふわっと柔らかい食感です。
普通のどら焼きとは、明らかに違います。
「生きんつば」や「くずまんじゅう」も、しっかりとした特徴のあるお菓子でした。
正直なところ、菓子を食べた後で、お店に対するイメージが随分と変わりました。
どうも見た目で損をしているような気がします。
【中村屋】
平塚市錦町3-21
湘南ひらつかショップインフォメーション:http://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/syougyou/shop-207.htm