平塚にある野外彫刻です。
湘南ひらつか野外彫刻展に出展された彫刻の一つです。
平塚の北東にあるゴミ処理施設、「大神環境事業センター」の中庭に設置されています。
作者は、池田徹です。
準大賞を得た作品です。
鉄板と石板を組み合わせた建物のような作品です。
入口があり、中に入ることができます。
天井には穴が開いており、光が差し込んでいます。
当然ですが、雨の日は、雨が降り注ぎます。
屋内にも、鉄と石による構造物があります。
ベンチのように使ってよいのかは、判断がつきかねます。
反対側から見た姿です。
横から見た姿です。
鉄と石の組み合わせが、よく分かると思います。
彫刻展の実行委員長のコメントとして、「鉄による建造物を思わせる形象の内部に、鉄と石の板を堅牢に構築している。外側の形象の上部は一部空洞になっているが、外側と内部の二重の空間の構成が興味深い。この作品ばかりではないが、従来の彫刻が外側の形態に関心が集中していたのに対し、内部の空間も重視し、心理的な要素も含めて複雑な構造を示しているのが注目された」とあります。
環境事業センターの建物を含めた姿です。
何というか、ピッタリとはまっています。
【隔位律Ⅰ】
平塚市大神3230 大神環境事業センターの敷地内