湘南ベルマーレの社長による書籍です。
サブタイトルは、「湘南ベルマーレに懸ける夢」となっています。
1999年のクラブの存続危機をどのように乗り越えてきたか、理想のスポーツクラブとはどのようなものか、記されています。
そして、それに対する容易ではない現実と、取り組みなどが、紹介されています。
「ベルマーレ」というとまずサッカーチームが思い起こされますが、この書籍ではクラブとしての「ベルマーレ」が中心です。
統合型スポーツクラブへの取り組みということで、ビーチバレーやトライアスロン、フットサルなども、誕生の経緯が紹介されています。
サッカーの本というよりは、「クラブ経営」や「まちづくり」に近いと考えられるでしょうか。
自分にとっては、ストライクなテーマです。
「ベルマーレ」というクラブの考えや取り組み、現状などが、よく理解できました。
こういった内容に興味を持たれるようでしたら、この書籍の中でも紹介されている「マニフェスト」を読んでみることをお薦めします。
経営やチームの現状などについて、詳しく記されています。