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このトピックには21件の返信が含まれ、2人の参加者がいます。3 年、 1 ヶ月前に たけこし さんが最後の更新を行いました。
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平塚の最大の問題の一つが、中心市街地の扱いと考えます。
中心市街地をどのような存在として市の中で位置づけ、今後の運営の中で取り組むのか。
成り行き任せではなくきちんと考えて結論を出し、実施していくことが、よいと思います。これは、商業に限った話ではなく、居住等も含めた全体的なものです。
栗原健成「中心商店街」といっても、複数の商店街組合の連合体であり、組合間あるいは個別商店間で温度差があるようです。
既に故石川京一氏が市長在任中に自身の回顧録で指摘しています。
各商店主が「利」で動く以上、自ら「共通の利」を明確に示す必要があるのでしょう。
このままでいけば、「ららぽーと」に食われるだけです。
また、魅力的な店がなければ、消費者は反応しないのが現実。
「中心商店街の活性化」という既得権保護のために、市民の税金を投じる様な愚は避けて頂きたい。
SNSの普及、宅配サービスの進展という現状を直視するならば、「中心商店街」にも自らの痛みを伴う改革をする覚悟が求められるのではないでしょうか?まず第一に、シンプルに、「中心市街地」が市の中でどのような存在となるべきか、考えることを期待しています。
「どのような」は様々な意見があると思いますが、最も基本的なところではいずれかになると考えます。1.現状のまま、成り行きに任せる
2.現状に満足せず、変えるよう努力する「中心商店街」については、もちろん自助努力も必要です。
栗原健成要は、お金を投じるだけの合意形成ができるかでしょう。
そもそも、「中心商店街」の定義も曖昧なまま議論しても無意味。
大門通りや紅谷町パールロードのようにイベントに積極的なところもあれば、年寄りが留守番をしているだけの商店もあります。
駅北口以外のも商業集積がされている地区はありますので、そちらとのバランスも問題となるでしょう。
いわゆる中心商店街の個々の商店主の問題として扱うしかないのではないでしょうか?
不動産の所有権は彼らにあるのですから。
過去に何度も中心商店街の活性化が議論されましたが、具体的な経済効果の測定できないものに税金を投じることには反対です。なるほど、1のような考えということですね。
念のため記しますが、「中心商店街」ではなく、「中心市街地」として論じています。
私は、「中心市街地」は、そのまちの顔や中心となるものと考えています。
このため、平塚に関しては、2のような考えです。最初に記した通り、商業に限った話ではなく、居住等も含めて平塚の「中心市街地」はどうあるべきか、もっと考える必要があるのではないかという意見です。
栗原健成かつての「中心商店街」の店主たちは、店の奥ないし上の階に家族と共に生活していました。
職住接近だったので、子供たちは地元の小学校・中学校へ通うことになります。
自然と、親たちは地域活動の担い手になります。
現在、この構図はかなり崩れています(職住分離が進んでいます)。平塚市の人口は約25万人。
ご指摘の「中心市街地」なるものは、「旧市街」(平塚市の定義)と思われます。
この「旧市街」の人口は約8万人で、市全体の3割程度。面積にして約6分の1。
最近では、平塚駅ではなく小田急線の駅を利用する市民も増えているようです(9月議会の府川勝市議質疑より)。
そうした状況で、「旧市街」以外の7割の市民を説得するだけの合意形成ができるかどうか?
ちなみに、現市長は神田地区出身でツインシティ推進の中心人物。
また、28名の市議のうち「旧市街」は6名のみです。「中心商店街」の商業者の職住分離と「中心市街地」の人口割合の低下は、それなりの規模のまちでは多くに共通する話でしょうね。
コンパクトシティで有名になった富山市は、中心市街地の面積は市全域の0.4%に過ぎないそうです。
しかし、この0.4%の地域が、固定資産税と都市計画税の収入の22%をもたらしているということで、中心市街地活性化の大義名分の一つとしています。この例を引き出したのは、別に真似すべきということではありません。
様々な考え方ができるというだけです。「中心市街地」に関する私の考えは、前に記した通りです。
平塚駅の乗車人数は、1日6万人近くいるようです。
バスの路線も、平塚駅を拠点としているものは多いです。
それを擁する「中心市街地」は、市の玄関のような存在であるとも言えます。
そこをどうするか(どうあるべきか)、もう少し考える必要があるのではないかと考えています。
栗原健成1.平塚市における「中心市街地」の定義を具体的にお願いします。
2.富山市の事例が示されましたが、富山市についてコメントします。
(1)面積は1241.77k㎡で、平地部分が少ないこと。
(2)H17に7市町村の合併を実施。
(3)中心市街地とされている地域は1000年以上も中心地としての長い実績があること。
(4)富山市のみならず、富山県の中心地であり続けたこと。
・平塚市との比較にはかなり無理があると考えます(面積:67.82k㎡)。
3.敢えて、県内の比較対象を探すと、藤沢市は面積が69.57k㎡なので近い存在です。
4.コメントにありました「コンパクトシティ」については、総合計画審議会でも2人の委員が発言されています。いずれも市南部居住者で、市北部居住者(こちらの方が多数です)から強い反発を買っています。
5.特定の地区では、嫌悪施設(火葬場・ゴミ焼却所・最終処分場・汚水処理場等)の配置で、市南部から移設されたことに対し不満を主張されている方もいます。また、公租公課の負担格差では、市域すべてを市街化区域にすべきとの主張をされる市OBもいます(平塚市は約45%が市街化区域。藤沢市・茅ヶ崎市は共に約3分の2が市街化区域)。
たけこしさんも私も市南部居住者なので、平塚駅利用者です。1日の乗降客6万人といっても、JR東日本からみれば軽い存在です。この辺りのことは、市南部居住者の独りよがりに終わらないようにしましょう。簡潔にお答えします。
1.平塚市における「中心市街地」の定義を具体的にお願いします。
ここでは厳密にエリアを限った話をしたい訳ではありませんが、どうしてもということであれば、「平塚市中心市街地活性化基本計画」に準拠してイメージしていただけたらよいのかと考えます。
http://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/syougyou/chukatu-index.htm2.富山市の事例が示されましたが、富山市についてコメントします。
繰り返しになりますが、富山市の事例は、様々な考え方ができるということで持ち出しただけです。
4.コメントにありました「コンパクトシティ」については、総合計画審議会でも2人の委員が発言されています。
「コンパクトシティ」は、富山市の紹介として利用しただけです。
平塚市が目指すかどうかは、この話題では考慮していません。5.特定の地区では、嫌悪施設(火葬場・ゴミ焼却所・最終処分場・汚水処理場等)の配置で、市南部から移設されたことに対し不満を主張されている方もいます。
少し誤解されているようなのですが、私の生活領域は市南部に限りません。
北部と南部が半々程度で、小田急線も普通に利用する人です。
もちろん、詳しくないエリアはあります。JR東日本は、このテーマでは多分あまり関係がないと思います。
6万人の話は、市内でも随一の利用者がある場所(拠点)と述べたかっただけです。すみませんが、名前の部分は変更させていただきました。
栗原健成市HPを拝見すると、「中心市街地=中心商店街」でほぼ間違いなさそうですね。用途地域として商業地域の指定を受けている116haの範囲。
実は、この範囲の中に借地権(旧法のもの)が多く残っています(数%ではなく数十%レベル)。これが再開発の大きな妨げの一つになっています。話の中にJR東日本を絡ませたのは、駅ホーム上の空間部分の存在、区分地上権です。
大船駅の「エキナカ」はご存じだと思うのですが、これと同じような大規模商業施設の可能性を持っています。
平塚市が工事費を一部負担する見返りに区分所有権として数区画所有し、地元商店に賃貸したらどうなるか?
この場合、西口の南北の再開発も課題にしなければなりませんが、JRの意向は極めて大切です。
かつての駅北口広場の整備は、旧国鉄からの要請によるものでした。晴雲寺という寺を引っ越しされる大事業でした(私はそこの檀家です)。また、平塚のラスカは全国に先駆けてできましたが、市と旧国鉄の協力によるものです。
現在、市の各審議会では、神奈中の重役は絡んでいますが、JRは絡んでいません。市議の中にもJR関係者はいなくなりました(以前は加藤武という市議・県議がいました)。富山市の事例を云々したのは、市当局でも平塚市と類似した市がないため、市民向けの説明に苦慮している実情があります。8月の総合計画審議会の意見交換会でも、比較対象の乖離が大きい市を事例にして担当者が説明したことで、委員一同が騒然としました。
かつては、藤沢・小田原との比較が多かったのですが、比較対象に乖離が生じすぎた感があるようです。商店主たちの利害関係の調整が上手くいかない過去の実情からすれば、そんなことに無駄金を使わずに、やる気のある元気な店を個々に応援してあげれば良いのではないか、という考えに至りました。
「落ちるところまで落ちないと、利害を超えた結束はしない」と見ています。
残酷な表現かもしれませんが、かつて、目先の利害にとらわれて大型店の進出を反対し、商店街自体が地盤沈下をした報いとも言えます。これは、商店だけに限った事ではありません。住民エゴが区画整理を阻み、災害に弱い地区になったところもあります。「平塚市中心市街地活性化基本計画」で「中心市街地=中心商店街」と読めるのは、仕方がないでしょう。
作成当時では、そのような認識は珍しくなかったものと思われます。
現在では、「中心商店街」は「中心市街地」の一部(一要素)であるというのが、一般的であろうと考えています。このテーマで取り上げたいのは、一番最初に記した通りです。
例えば、「中心市街地」にはどの程度の商業力が必要で、それ以外のスペースはどのように活用することが望ましいか、などといったことを考えるべきでは?ということです。
一言でいえば、「ビジョン」や「計画」などと言えるのかも知れません。商業面での再開発や「エキナカ」のような大規模商業施設は、私はあまり考えていません。
色々と難しいものである上に、平塚が条件等でよいとは思えません。
検討するのであれば、別のテーマとして分けたいですね。
栗原健成ロードサイド店舗、コンビニエンスストアや宅配サービスが増えている現状からすると、無意味なのではないでしょうか?
「エキナカ」は、基本的には、市とJRの合意で進められます(ラスカの前例があります)。
「中心商店街」は合意形成に難があります(利害関係者が多すぎます)。
難易度や費用対効果の点からすると、後者にこだわる意義が見出せません。いやですから、「中心商店街」に囚われて考える必要はないでしょう。
「中心市街地」に商業力があまり必要でない場合は、その空間は他にどのように活用されることが望ましいかという話になるでしょう。空き店舗や低利用の土地が増えることが望ましいとは、ならないと思われます。
栗原健成都市計画法上、用途地域が「商業地域」とされているからには避けられません。
経済合理性に適った方向に淘汰されるだけではないでしょうか?
所有権等のある人たちが自ら決める問題でしょう。用途地域の見直しも含めて考えればよいのではないでしょうか?
個人単位の話では、「平塚の中心市街地は、成るように成るよね。」でもよいでしょう。
でも、市の単位でそれでよいの?というのが、ここで記そうとしたことです。中心市街地に限った話ではなく、まちをどうするか考えることは、大事だと思っています。
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