公害苦情状況です。
発生源の種類別に分類されています。
(出典:県勢要覧2017(平成29年度版))
「公害苦情状況(受付・処理件数)」から分類方法が変わったものです。
このため、市ごとの合計件数は、同じになります。
発生源の種類は、市ごとに特徴が表れています。
平塚市は、不明が多くなっています。
藤沢市は、農・林・漁業鉱業、建設業、製造業、卸売・小売業・飲食店、サービス業、家庭生活、不明と、幅広く件数が多くなっています。
茅ヶ崎市は、卸売・小売業・飲食店が多めです。
小田原市は、製造業や家庭生活が、多い傾向にあるようです。
厚木市や伊勢原市は件数が少ないですが、割合的にはそれぞれ家庭生活、不明が多くなるようです。
秦野市は、製造業が飛び抜けて多く、家庭生活が次ぐようです。
同一の発生源に対するカウント方法なども考慮する必要があるため、単純に件数の多い発生源=問題を抱える業種とはならないのかと想像します。
ただ、市ごとの特色としては、参考になりそうです。