平成19年のデータを使い、商店街による通行量の比較を行います。
比較の対象は、パールロード商店街と湘南スターモール商店街です。
通りでいうと、パールロードとスターモール(銀座通り)です。
それぞれの通りに含まれる調査場所を、一覧にしました。
パールロード商店街は、こちらです。
(平日、休日)
湘南スターモール商店街は、こちらです。
(平日、休日)
まず言えることは、二つの商店街の通行量に大きな差があることです。
パールロードに比べたスターモールの通行量は、平日で6割弱、休日で5割以下になるようです。
そこまで少ないか多少疑問に思うところもありますが、この調査で対象とする人では、この様な結果になるようです。
もう一つ言えることは、平日と休日の差です。
パールロードの通行量は、平日は4.04秒に1人、休日は3.91秒に1人通る計算で、変化はそれほど大きくはありません。
スターモールは、平日は7.01秒に1人、休日は9.45秒に1人となり、落ち込みが大きいです。
スターモールの方が、平日と休日で違いが大きいと言えるでしょう。
これらから考察できるのは、中心市街地の回遊性が低いということです。
比較的駅の近くにまで来た人を周辺にまで展開させる力は、弱いのであろうと考えられます。