1979年(昭和54年)頃~

 平塚の商業(1979)

 

日本で郊外型店舗や大型店が増えていった1970年代頃から、平塚でも郊外店や大型店が増えて行きました。

 

当時を象徴するディスカウントストア、「ダイクマ 平塚店」が誕生したのは、1979年のようです。

ダイクマは、イトーヨーカドーの子会社で、平塚に本社があり、かつては市内で最も勢いのある店の一つでした。

(現在はヤマダ電機の傘下で、店舗はあるものの、会社としては解散しているようです)

 

平塚のみならず神奈川県内においては強大な勢力を誇り、平塚近郊にも幾つも店がありました。

小売店の売上高の全国的なランキングにも、名前が載るような存在であったと思います。

 

平塚における郊外型店舗や大型店の進出は、主に県道62号の南側と、国道129号沿いが中心です。

(上記の図で2箇所に同じ画像を使用しているのは、単なるイメージだと思ってください)

 

県道62号は、上平塚の交差点から、大磯町の相模貨物駅前までの、いわゆる「ダイクマ通り」(この呼称は、今でも結構通用します)に集中しています。

全長1キロメートルほどと範囲は限られますが、この中で店が移り変わっています。

 

もう一つの国道129号沿いは、段々と広がっているような印象です。

どちらかといえば、家電量販店が密集していたりと北の方が目立ちますが、南の方もいつの間にやら店が増えているといったことが珍しくはないように感じています。

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