「湘南市構想」は白紙に戻り、その後、話題に上がるようなことはありませんでした。
取り組みのまずさが目立った活動でしたが、「構想そのもの」はどうであったのか、改めて考えてみるとどうなるでしょうか。
率直な感想は、「悪くはない」です。
構想で挙げられていた少子高齢化は進んでおり、事業所や従業員数の減少は続いています。
自治体の財政も、苦しいです。
この様な社会状況の中、「平成の大合併」により、市町村の数は半分近くにまで減りました。
合併などを通して、新たに政令指定都市となった自治体もありました。
自治体の適切な規模ということには各論あると思いますが、川崎市クラスの自治体を目指すという考えは、一つのアイデアではあると思います。
同様の構想が今再び持ち上がり、拙速でない取り組みがなされたら、どのように評価されるのか。
興味は尽きません。