地方自治を学ばれている学生の方から、情報をいただいたものです。
平塚市の教育水準は、県内では下位に位置しているという話があるそうです。
そこで、こちらの件について、調べてみました。
2007年から、文部科学省で、「全国学力・学習状況調査」(全国学力テスト)が行われています。
小学6年生と中学3年生を対象に、国語と算数・数学の学力を調査するものです。
このテストの、平塚市の結果が悪かったことが、話の発端となるようです。
2011年や2012年の平塚市の議会で、この問題が取り上げられました。
実際にどのような結果だったのか、見てみます。
自治体により、結果の公開状況は異なるようです。
そこで、こちらの情報を参考にさせていただきました。
神奈川県内の主な市の平均正答率を、一覧にしています。
参考として、全国と神奈川県の平均も記しています。
2007年
2008年
2009年
結果から見ると、神奈川県の平均は、全国の平均に近いです。
全国の都道府県の中では、中位に位置するようです。
平塚市はというと、神奈川県の市の中では、下位に沈んでいます。
この3年間では、神奈川県の平均を上回ることがなく、平均値を下げている市の一つとなっています。
テストの結果と指摘を受け、教育委員会では授業の改善に取り組まれていると言われています。
改善には、トップの意識改革が大変重要になると考えられます。
今年(2013年)の4月には、4年ぶりに全員参加の全国学力テストが実施されたそうです。
改善により、結果が向上しているか、大いに注目されます。