横浜ゴム平塚製造所の正門付近に建てられている碑です。
かつて、この製造所から平塚市総合公園に渡る広大な敷地に、海軍火薬廠があったそうです。
1907年(明治40年)に設立された日本火薬製造会社を海軍省が買収し、世界有数の火薬製造工場となっていました。
この工場は、1945年(昭和20年)の7月16~17日の平塚空襲で、壊滅的な打撃を受けました。
平塚に空襲が行われたのは、この工場など軍需工場が多く存在したためとされています。
平塚に繁栄をもたらし、また戦争の傷跡を残した工場であったと言えるでしょうか。
この碑が建てられたのは、1974年(昭和49年)と記されています。
【海軍火薬廠跡の碑】
平塚市追分2-1 横浜ゴム平塚製造所の正門付近
平塚市観光協会:http://www.hiratsuka-kankou.com/shiseki/03shiseki/hiratsukakaigun.html