10月の第2日曜日に、中心市街地で行われるイベントです。
メインイベントは「1000面打ち大会」で、プロ棋士が1000人を相手に碁を打ちます。
1000人は一度に相手にするのではなく、2回に分けて実施されます。
500人が連なって碁を打つ姿は、なかなかの光景です。
その他、囲碁教室やフリーの対戦、囲碁グッズの販売、オークションなどがあります。
子供向けの、「ミルキーつかみどり」といったものもあります。
平塚で囲碁のイベントが行われるのは、木谷實という昭和の頃に活躍した棋士が、平塚を拠点としていた歴史があるためです。
「木谷道場」を開き、その門下生もたくさんいたようです。
このため、この様なイベントが開かれるようになりました。
今年で、16回目の開催です。
実は、今年初めて見ました。
といっても、「1000面打ち大会」が始まる前まででしたが、雰囲気は分かりました。
プログラムによると、80人近い棋士の参加があったようです。
「1000面打ち大会」の会場の様子は、壮観でした。
思っていた以上に、よさそうなイベントでした。
子供から大人まで、興味を持って参加されている方が多かったです。
「1000面打ち大会」は、ぜひとも見たかったです。
ただ、残念なことに、イベントが行われるのは中心市街地の一角に止まり、広がりを見せていませんでした。
一部の店では協賛セールなどもやっていましたが、もう少し中心市街地全体で盛り上がる姿勢を見せてもよいのではないかと思います。
囲碁なのに面的な広がりを見せていないところが、もったいなく感じました。
【湘南ひらつか囲碁まつり】
紅谷町パールロード商店街一帯
平塚市文化スポーツまちづくり振興財団HP:http://www.hiratsuka-bunka.or.jp/igo_event.shtml