平塚に関する話題で、最近気になっているものです。
○ 日産の跡地利用
日産車体の湘南工場第1地区の跡地・約19万平方メートルの利用についてです。
市の計画では、北東側約30%を工業系、南側約45%を商業系、北西側と西側約10%を住居系、残り約15%を道路・公園等にする予定ということです。
商業施設としては、「ららぽーと」が検討されています。(タウンニュース記事)
「ららぽーと」が誕生すると、そう遠くはない、しかし近くもない距離で、3つの商業核が争うことになります。
平塚駅周辺のいわゆる中心市街地と呼ばれるエリアは、北は「ららぽーと」、南は「OSC湘南シティ」に囲まれることになります。
「平塚ラスカ」も含め、色々と影響が出てくるでしょう。
○ ヨークマートとマックスバリュ
今年の7月、市内中央部の要所に、セブン&アイ・ホールディングス系のヨークマートが南原店をオープンしました。
2009年には北金目店をオープンさせており、市内や周辺地域への進出を増やしています。
イオン系のマックスバリュはそれより進出が早く、2005年に平塚四之宮店を、2006年に平塚河内店をオープンさせています。
更に、市内北西部に平塚真田店が計画されており、現在建築中です。
ヨークマート南原店はマックスバリュ平塚河内店から1キロメートル強の位置にあり、競合関係にあると考えられます。
マックスバリュ平塚真田店とヨークマート北金目店の距離も、同じく1キロメートル強です。
市内を舞台に、セブン&アイ・ホールディングスとイオンの熾烈な争いが繰り広げられています。
他のチェーン系や地場系のスーパーなども巻き込んだ争いがどこまで続くのか、どこが生き残り、どこが退場していくのか、気になりながら着目しています。
○ 見附台周辺地区の再開発
昔は市内随一の体育館があった地区ですが、現在は体育館は取り壊され、公園や緑地になっています。
その跡地周辺の土地利用計画が、2006年頃から検討されています。
現在は、整備方針の素案が掲げられています。
この案の中では、今の市民センターに代わる、複合公共施設の設置などが検討されています。
駅近辺の数少ない大規模土地利用ということで、興味を持って注目しています。